散紅葉の祇王寺
嵐山の渡月橋から竹林の径へ行き、竹林を抜けて二尊院を通り過ぎ
2分ほど歩くと祇王寺に到着します。
~祇王寺~
竹林と楓に囲まれたつつましやかや草庵で「平家物語」にも登場
平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王(ぎおう)が清盛の心変わりにより
都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として
知られています。
平家物語といえば、「祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響きあり…」
という始まりが有名ですよね。
読み進めていくと、祇王と妹の祇女(ぎにょ)が登場します。
平清盛全盛のころの二人の女性の哀れな物語。
興味深いですねー
紅葉が見頃ということでしたので密を避けるために早起きしました。
しかしもう既に多くの参拝客が(;´・ω・)
祇王寺の入り口
奥に受付があるのですが、そのまでのアプローチがワクワクドキドキ♬
キレイに紅葉しています。そして散紅葉も楽しめます。
屋根の紅葉がお寺の雰囲気をよくしてくれています。
拝観料は大人300円です。
こちら大覚寺の塔頭になっているということで、大覚寺と共通拝観券があり600円。
大覚寺が500円なので、600円で2つのお寺が見られるなんてお得です!
ちなみに小中高生は祇王寺拝観料は100円です。
拝観時間9:00~最終受付16:30
中に入ると一面に紅葉のじゅうたんが広がっています。
物語の中に入ったような気分になります。
祇王たちも庵からこの景色をみていたのでしょうか。
祇王寺は苔の寺としても有名で、新緑の時期は緑の苔が一面に広がり
本当に美しいです。個人的には緑の時期が一番好きです。
下に緑の鮮やかさと色とりどりの紅葉が重なっています。
スギゴケみたいです。
個人的に京都のお寺ベスト1です。
何度行っても飽きることがありません。
とても小さなお寺で30分もあれば十分堪能できます。
桜と紅葉の時期は参拝客はとても多いです。今年は外国人観光客が少なかった分
混雑もマシだったのかもしれません。
冬の祇王寺にも興味が出てきました。